ウェルシュ警部補も大好き! ミュージカル ライド!

「32人のライダーと32頭の馬が見事なハーモニーを披露する。
長槍を持ったライダーの赤いチュニックと馬の見事な尻尾
人馬一体となって彩出すカレイドスコープとでも言うべきか・・・息を飲む美・・・・」

                                             (ウェルシュ警部補のセリフより)

さて警部補も夢中になったミュージカルライドとらやらはどんなものなんでしょうねぇ?
RCMP(カナダ騎馬警官)の公式HPに詳しく載っているのでちょっと覗いてみましょう。

   


ミュージカルライドってどんなもの?

カナダが誇る、歴史的文化的象徴である 華麗なショーです。演じるのはRCMP(カナダ連邦騎馬警官)。ウエスタン調の音楽に合わせ、人を乗せた32頭の馬が駆けながら 円形模様、X字型、渦を巻いたような形を作ります。
騎手は片手に槍を持ち真っ赤な制服を着て腰をずっと鞍につけた姿勢で鮮やかな振り付けを披露します。
一糸乱れずの造形美は息を飲む美しさで見とれてしまいます。
最後に「チャージ」と称して、32頭が横一列に並び、いっせいにギャロップする様はまさに壮観! とにかく一見の価値ありの素晴らしいショーなのです。
どうして始まったの?

はじまりはRCMPがまだ地方警備隊だった1876年にさかのぼります。当時は騎兵隊の馬術上達の訓練の一環として考案されました。そしてその技術を地方の人々に披露することになったのが起源です。現在はカナダを代表する伝統あるショーとしてカナダ国内だけでなくヨーロッパやアメリカで演じられるようになりました。

いつ見られるの?

だいたい春から秋にかけて各地でパフォーマンスが行われます。開催地の詳細はRCMPの公式HPに掲載されています。 チケットは大体大人が10ドルくらいで、集まったお金は寄付されるそうです。
騎手はどんな人?

32人の現役の騎馬警官から構成されています。任務は3年間で3年経ったら引退ということになっています。1年ぐみ、2年ぐみ、3年ぐみに別れ毎年、800人ぐらいの志願者がいます。その中で第1関門をくぐるのが45人、その後訓練で10人ぐらいに絞られるわけです。よってかなりの実力者が騎手になるわけなんです。 
エピソードにてフレイザーが「馬に乗るのはまだ早い」っと言われていたのは技術がまだまだ?ってことなのかな?最後のパフォーマンスでもフレイザーは輪の外にいましたね。

 

 ↑ 上から見た光景      ↑ 一番有名なドーム
馬は特別なの?

なんと、RCMPではミュージカルライド専用に馬を育成しているんです。姿かたちが32頭一緒でないと困るからだとか。種類はハノベリアン種で黒色です。黒だと赤の制服とのコントラストが素晴らしいからというのが理由。ミュージカルライドになれなかった馬は訓練用に使われたり、オークションで売られたりします。RCMPのHPで馬、売っていますので欲しかったら買えますよー(笑)
RCMP公式HP (ミュージカルライドのページ)

http://www.rcmp-grc.gc.ca/musicalride/home.htm

その他写真が見れるページ

http://www.cyg.net/~spmuseum/rcmp.html

MPFのページ

http://www.mountedpolicefnd.org/

ミュージカルライドのショーではその他RCMP 所属の犬たちのデモンストレーションも行われることがあるそうです。
こちらも楽しそうですね〜。


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